こんにちは。団地roomsの村上です。
団地Classicのこだわりについて、不定期でお話ししていきます。
今回は手作りのドアについて。
団地Classic502号室には、職人さんが一つ一つ手作業で作ったものがほとんどなんです。
前回のTAiGA Lampさんの照明器具もしかり(前回の記事はこちら。)
例えば、各部屋のドア(と入り口)。
写真をご覧ください。
ドアの上部、角にあたるところが、アール( 円弧状 )にカットされています。
これは、職人さんたちが、一つ一つ手作業で作ってくれています。
作っているところの写真を見た方が分かりやすいかな。
ドアの枠を作っている写真です。
これに合わせてドア本体もベニヤで手作りしています。
もちろん、角があるドアの方がドア本体の既製品もたくさん売っているし、枠を作るのも簡単です。
でも、角がアールにカットされていると、お部屋が柔らかい印象になるんです。
新品の既製品を入れて綺麗になったお部屋もいいとは思いますが、こういったクラフト感を残している部屋にはオンリーワンの贅沢があります。
正直、手間はかかるし、そんなにお部屋にとって派手な演出効果になるわけではないのですが、こういうところに手間をかけると、住む方の日常がとっても豊かになると思うんです。
そんなことを思ってデザインしています。
ちなみに、私はこの部屋で一番好きな場所はここなんです。
キッチンから、洗面所を臨むショット。
アールのドアからアールのドアが見える。
洗面所のタイルのネイビー、そして洗面台の白、木の色。この組み合わせ素敵です。
ちなみに、洗面所を含めた窓枠も職人さんが木で作ってくださっています。
ほっこりします。
そんなわけで、今回は手作りのドアについてお伝えしました。
では、また!
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